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やさしい健康講座


第4回 帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛
橋本朋子写真

亀岡市立病院

診療部長兼麻酔科部長 橋本 朋子

専門分野:手術麻酔、ペインクリニック、緩和医療

 帯状疱疹は、一般にヘルペスと呼ばれる病気の一つで、体の左右どちらか一側に帯状に水疱が拡がり痛みを伴います。これは、もともと体の中の神経節というところに潜んでいる水痘(水ぼうそう)のウィルスが、何らかの原因で体の免疫力が低下したときに勢いを盛り返し、神経節から神経に沿って身体の表面までやってきて、水痘と同様の水疱を作るものです。「帯状疱疹かな」と思ったら内科や皮膚科を受診してください。早めに抗ウィルス薬を内服した方が、水疱の広いりや痛みを抑えられます。
 また、帯状疱疹にかかると、水疱が治ってからも、針を刺すような痛みや灼けるような痛み、かゆみが残ることがあります。これは帯状疱疹後神経痛といって、ウィルスが神経や周囲の血管に傷害を与えることによって生じると考えられています。このような神経痛は何年も続いたり、痛くて日常生活に支障を来すこともあります。ペインクリニックで早期に神経ブロックとよばれる注射をすることで神経痛を早く治すことや残さないようにすることができる場合もあります。特に帯状疱疹の痛みが強かったり身体が弱っている時は、ペインクリニックにもご相談ください。


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