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やさしい健康講座


第39回 鼻から胃カメラ
執筆者写真

亀岡市立病院

消化器科医長 豊田和之

専門分野:

消化器病、消化器内視鏡診断・治療

   

 

 バリウムを飲む胃の検査に比べて、胃カメラは胃がんや食道がんなどを早期の段階で発見するのに優れています。しかし口から胃カメラを入れると、スコープが舌の奥に当たって「オエッ」とえずいて苦しいのが短所でした。
  近年、太さが5〜6ミリ程度の細い胃カメラが開発され、鼻から入れることができるようになりました。口からの胃カメラに比べて、鼻から入れるとえずきにくくなり、苦痛が少なくてすみます。私自身、口から胃カメラを飲むのは苦手でしたが、鼻から入れてもらうとあまりに楽だったので、これなら何回でも受けられるように感じました。今まで「胃カメラは苦しいから・・・」と尻込みをされていた人でも、だまされたと思って鼻からの胃カメラを受けてみてはいかがでしょうか。
 ただし、検査後に鼻血が出ることが時々(3〜5パーセント程度)あります。健康な人なら問題はありませんが、当院では、肝臓の病気などで血が止まりにくい人には、鼻からではなく口からの胃カメラにさせていただいています。

 





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