ホーム やさしい健康講座


やさしい健康講座


第26回 乳がんの話
栗山卓弥写真

亀岡市立病院

外科部長  田中 宏樹

専門分野:乳腺内分泌外科、消化器一般外科


  女性で最も多いのは乳がんです。しかもほかのがんに比べて比較的若い40歳代から多く発生します。日本では、年間約4万人に乳がんが発生しています。また、年間死亡数も増えており1万人を越えようとしています。欧米での乳がん患者数は日本より多いのですが、亡くなる人の数はわずかずつ減ってきています。それに寄与しているのが40代からのマンモグラフィー検診と考えられており、欧米での受診率は60から80%以上です。それに対して日本では約12%程度といわれています。亀岡市のマンモグラフイー併用検診受診率も徐々に増えてきましたが、それでも昨年は約5%でした。この検診のがん発見率は、視触診のみの検診の約3倍で早期がんの含まれる率も高いと言われています。乳がんの予後は、ほかのがんに比べて良好であり、直径2cm以下でリンパ節転移のない病期Tの場合、5年生存率は90%を越えています。また、早く見つかるほど術後の乳房の形もきれいにすることができます。
 今年も6月から乳がん検診の受付が始まっていますので対象者は、ぜひ受診してください。


▲ ページトップ