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やさしい健康講座


第25回 メタボと肥満症
栗山卓弥写真

亀岡市立病院

内科部長兼診療技術部長  栗山 卓弥

専門分野:循環器、虚血性心疾患

 メタボリックシンドローム(メタボ)では、内臓脂肪型肥満つまり内臓脂肪面積100cm2以上が問題とされており、ウエスト回りで男性85cm以上、女性90cm以上の人が相当します。それに加えて、三高(高血糖、高血圧、高脂血症)のいずれか2つ以上に該当するとメタボと診断され、将来動脈硬化進行の可能性が高くなります。
 ところで、メタボと診断されたらどう対処したらよいでしょうか。食生活上は、(1)よく噛み、ゆっくり食べる (2)肉類を減らし、野菜類も食べる (3)脂っこい物、甘い物を減らす (4)濃い味付けを避ける (5)アルコール、菓子類を減らす事がポイントです。それにストレッチ体操、スイミング、ウオーキング等の運動を、一度に欲張らず継続的に行えばより完璧です。それらが難しくても、せめて喫煙や不規則な食習慣を改めていただき、エレベーターや車の使用を控えてみてください。
 また、4月から特定健康診査など新しい健診制度で、生活指導の充実も図られます。それでも改善傾向に乏しい際には内科医がお手伝いします。それにより将来危惧される心筋梗塞や脳梗塞等生命の危機に直面する様な怖い疾病を回避出来る一助となれば、それに勝る喜びはありません。


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