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やさしい健康講座


第21回  咳について考えよう
寺町紳二写真

亀岡市立病院

小児科部長 寺町紳二

専門分野:小児循環器

 「咳」は、よくある症状です。でも、その原因は色々です。喉がイガイガしていたり、痰がからんでいたり、気管支が縮んで細くなっていることもあれば、喉が腫れて(むくんで)いる場合もあります。当然、それぞれに治療方法も違います。咳止めや痰を切る薬、気管支を広げる薬や喉の腫れをひかせる薬、咳をする神経を麻痺させる薬、もとの病気を治す抗生物質やアレルギーの薬等々。そして、すぐに止めるべき咳もあれば止めなくていい咳もあります。

 こんな風にいろいろな「咳」があるのでちゃんと診断をうけて、状態にあわせた薬で治療をしないといけません。だから「咳」が気になって、市販薬で満足できなかったら、残っていた薬や他の人の薬を飲まないで、ちゃんと診察をうけて薬をもらうようにしてください。

 また、どんな咳でも喉や気管支が乾くのは良くありません。だから、咳が気になれば水分を多めにとり(心不全がある時は例外です)、できるだけ口で息をするのは避ける方がいいでしょう(そのためには安静です)。部屋を加湿したり、夜中の咳対策で枕元にお茶を用意するのもいいと思います。


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