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第15回  乳がんの話(2)
田中宏樹写真

亀岡市立病院

外科部長 田中 宏樹

専門分野:乳腺外科、消化器外科

 前回に引き続き乳がんのお話です。日本では年間約4万人、女性の23人に1人が乳がんにかかっています。その年齢分布を見ると30代後半から増加し、40代後半がピークで、その後わずかに減りますが高い発生数が続きます。
 欧米では乳がん患者数は日本より多いのですが、亡くなる人はわずかに減ってきています。それに寄与しているのが40代からのマンモグラフィー検診と考えられており、欧米での受診率は多くの国で50%以上です。
 日本でも平成15年に厚生労働省からマンモグラフィーを導入するよう指針が出され、京都府では全国に先がけて、昨年度から全市町村に導入されました。しかし、亀岡市のマンモグラフィー併用検診受診率はわずかに2.2%で、府内最低でした。(乳がん検診全体では12%)
 京都府のマンモグラフィー検診のがん発見率はそれまでの視触診検診の約3倍で、早期がんの比率も高いと言われています。今年も6月から受け付けが始まるので、対象となる人は、ぜひ受けてみてください。


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