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やさしい健康講座


第109回 C型肝炎は治る時代へ
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亀岡市立病院

内科医長 岡田 ョ久
専門分野: 肝臓病学、消化器病学

 肝硬変の原因の第1位を占めるC型肝炎は長らくインターフェロンによる治療が主流でした。ここ1−2年でインターフェロンを用いない飲み薬の治療が次々と発売され、効果のみならず副作用でも従来の治療を上回る成績を残しており、C型肝炎治療は新時代に突入したと言われています。これまで高齢、肝硬変などの理由でインターフェロン治療ができなかった方、副作用により途中中止された方、無効であった方、いずれも治せる可能性が出てきました。1日1回の飲み薬を3か月続ければ90%以上の根治率が期待できます。薬が高額なため事前に医療費補助の申請が必要なこと、定期薬の内容や薬剤耐性遺伝子の結果などにより薬剤の種類が変わることから、肝臓専門医の元での治療が望ましいです。C型肝炎と言われた方は、遠慮なくかかりつけの先生を通じて当院肝臓外来を御予約ください。また、C型肝炎かどうかを調べたいという方は保健所で無料検査を実施しておりますのでご活用ください。
 亀岡からC型肝炎が消える日がやってくる日も近いかもしれませんね。


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