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やさしい健康講座


第102回 「メタボ」・「ロコモ」のお話

亀岡市立病院

糖尿病内科部長
  M口真英

専門分野:糖尿病内科

 健康寿命を延ばす取り組みとして、「メタボ」「ロコモ」の治療・予防がすすめられています。最近耳にするこの「メタボ」「ロコモ」とは何なのでしょうか。内臓脂肪が蓄積し、高血圧、高コレステロール、高血糖などの代謝異常をきたす状態をメタボリックシンドローム(代謝症候群)、通称「メタボ」といいます。また、骨や関節、筋肉(運動器)が衰え、転びやすくなる状態をロコモティブシンドローム(運動器症候群)、通称「ロコモ」といいます。
 健康寿命の妨げとなる寝たきり・介護の原因として、メタボ系22.3%(脳血管疾患14.9%, 心疾患7.4%、関節疾患20.2%,)ロコモ系32.7%(転倒・骨折12.5%)と、半分以上は「メタボ」と「ロコモ」が原因となっています。
 日本整形外科学会公認、ロコモチャレンジ!では運動によるメタボ・ロコモ対策を薦めています。30分程度のウォーキング(できれば、少し汗をかくくらいの速足で)で内臓脂肪を減らすことが薦められています。内臓脂肪を減らして体重を落とすと腰や膝への負担が和らぎます。また、有酸素運動で筋肉を鍛えると腰痛や膝痛の改善も期待できます。
 メタボ・ロコモが気になった方は一度かかりつけの医療機関でご相談ください。


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