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このハザードマップは、亀岡市を流れる桂川およびその支川の堤防がこわれたり、堤防を越えて水があふれたりした場合の浸水予測結果に基づいて、浸水する範囲とその水深ならびに各地区の避難場所を示し、万が一の場合に備えて住民の皆さんの安全な避難に役立つように作成したものです。
大雨による崖崩れや浸水が発生しやすい場所の状況を日ごろから把握し、雨の状況などに注意して、危険を感じたら早めに自主的な避難をするよう心掛けましょう。
河川のはん濫のおそれがある場合には、市から避難勧告や避難指示を出しますので、すみやかに避難してください。
昭和28年台風13号
昭和28年9月24日と25日の両日に集中豪雨をもたらした台風13号は、堤防決壊などの甚大な被害を引き起こし、府内で117人もの尊い人命が奪われたほか、収穫直前の農作物にも大きな被害を与えました。
昭和35年台風16号
昭和35年8月29日夜から30日朝にかけ、台風16号により亀岡市周辺で300mmから400mmに達する記録的な集中豪雨が降り、死傷者28人のほか大規模な災害が発生しました。
名称(管理者) | 所在地 |
西別院(国土交通省) | 亀岡市西別院町柚原(西別院小学校) |
亀岡(京都府南丹土木事務所) | 亀岡市荒塚町1丁目4番1号 |
本梅(京都府南丹土木事務所) | 亀岡市本梅町中野煙川8番地5 |
東別院(京都府南丹土木事務所) | 亀岡市東別院町東掛一アン20番地2 |
災害伝言ダイヤル・携帯電話災害用伝言板があります。
浸水想定区域内に立地する災害時要配慮者施設では、早めの避難行動を心がけてください。
名称 | 所在 |
亀岡園 | 亀岡市河原林町河原尻上砂股100番地 |
亀岡園デイサービスセンター | 亀岡市河原林町河原尻上砂股100番地 |
亀岡病院けやきデイサービスセンター | 亀岡市追分町八ノ坪43番地8 |
南郷公園前あおばデイサービスセンター | 亀岡市古世町西内坪61番地1 |
洛和グループホーム亀岡千代川 | 亀岡市千代川町小林北ン田13番地29 |
金子産婦人科医院 | 亀岡市追分町大堀19番地6 |
小牧産婦人科医院 | 亀岡市曽我部町南条屋敷3番地3 |
さとう医院 | 亀岡市千代川町高野林西ノ畑27番地 |
もんじ循環器科内科診療所 | 亀岡市千代川町小林前田27番地2 |
市立川東保育所 | 亀岡市馬路町流川30番地1 |
市立中部保育所 | 亀岡市曽我部町穴太川原口34番地1 |
大井保育園 | 亀岡市大井町並河1丁目24番25号 |
大井保育園並河駅前分園 | 亀岡市大井町土田2丁目11番20-109号 |
千代川幼稚園 | 亀岡市千代川町小川3丁目5番11号 |
定期的に非常用持ち出し品をチェックしてください。
非常持ち出し品チェックリスト
非常持ち出し品チェックリスト (ファイル名:bousaimemo.PDF)(PDF:279KB)
家族で避難時の行動について話し合っておきましょう。
ご近所にも目を向けましょう。特に一人暮らしのお年寄りには、普段からの配慮を心掛けましょう。
自宅まわりの溝や雨水ますが詰まると、浸水の原因になります。日ごろからの清掃にご協力をお願いします。
避難時の持ち出し品を日ごろから準備し、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
日ごろからの備えや想定される浸水のことについて知っておきましょう。
ごみ袋などによる簡易水のう工法
家庭で使用しているごみ袋に水を入れ、土のう代わりに使用します。40リットル程度の容量の袋を二重にして中に半分程度の水を入れ閉めます。
簡易水のうとダンボール箱の併用
水のうをダンボール箱に入れ、これを連結して使用します。
ポリタンクとレジャーシートによる工法
10リットル又は20リットルのポリタンクに水を入れ、レジャーシートで巻き込み、連結して使用します。
プランターとレジャーシートによる工法
土を入れたプランターをレジャーシートで巻き込み使用します。
止水板による工法
出入り口を長めの板などを使用し浸水を防ぎます。
主要な河川には、危険度などを示す基準となる水位が設定されています。
桂川では、主要な地点で水位を常時観測されており、インターネットでその状況を見ることができます。亀岡市内では、保津橋水位観測所で観測が行われています。
保津橋水位観測所の水位設定
桂川の主要な支川には、水位を測るための物差しがつけられている個所(水位標示場所)があります。河川の水位がどれくらいあるか確認してみましょう。
水位観測所または水位標示場所と危険度を表す水位
河川名 |
観測所または水位標示場所 |
はん濫注意 |
はん濫危険 |
---|---|---|---|
鵜ノ川 |
高橋左橋脚 |
2.5 |
3.5 |
西川 |
西川橋右岸国道9号下 |
2.5 |
3.5 |
年谷川 |
年谷橋左岸 |
2.5 |
3.5 |
雑水川 |
みどり橋右岸 |
- |
1.0 |
犬飼川 |
小幡橋左岸曽我部町穴太 |
2.0 |
2.5 |
吉川橋右岸吉川町 |
2.0 |
2.5 |
|
並河橋右岸橋脚大井町 |
2.5 |
3.5 |
|
山内川 |
山内川橋左岸薭田野町 |
1.5 |
2.0 |
山内川橋右岸太田道バス停北側 |
1.5 |
2.0 |
|
法貴谷川 |
法貴倉庫横右岸 |
- |
1.0 |
千々川 |
北の庄会議所前右岸 |
1.5 |
2.0 |
愛宕谷川 |
愛宕橋右岸 |
1.0 |
1.5 |
七谷川 |
千歳橋左岸 |
1.0 |
1.5 |
清水橋右岸 |
1.0 |
1.5 |
|
三俣川 |
三俣橋右岸橋脚 |
1.5 |
2.0 |
安心できるまちをつくるために、日ごろから地域コミュニティを大切にして、自助・共助の意識を深めていく努力が必要です。
大きな災害が発生したとき、地域は次のような状況に見舞われることがあります。
道路が不通になり、防災機関の活動が困難になります。
電話・水道・電気が止まり、防災機関への通報や消火活動に支障をきたします。
同時に多数の場所で被害が出て、防災機関の活動が分散します。
自分の住む地域のコミュニティに積極的に参加し、相互に協力できるコミュニティをつくることが災害時の被害の軽減につながります。
効率よく防災活動を行って、自分の家族や近所の人たちの生命や財産を守れるように、あらかじめ防災計画をつくっておきましょう。
大雨などによって、街や農地に水があふれることを言います。河川から洪水によってあふれることを「外水はん濫」、住宅地や農地の雨水の排水が難しくなり浸水することを「内水はん濫」といいます。
霞堤は、堤防の一部に、流路方向と逆向きの出口をあらかじめ作っておき、洪水時には洪水流の一部をここから逃がし、洪水の勢いを弱め、下流側で再び流路に取り込むといった治水技術です。
現在のような強固な堤防を建設する技術がなかった時代に考案されました。武田信玄が釜無川(山梨県)に設けたものが有名です。
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