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亀岡市立病院 > 病院のご案内 > やさしい健康講座 > 第132回 帯状疱疹後の神経痛を残さないために
ページID:0004418 2021年7月12日更新

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第132回 帯状疱疹後の神経痛を残さないために

麻酔科 橋本 朋子

専門分野 手術麻酔、ペインクリニック、緩和医療

写真:麻酔科部長 橋本 朋子

帯状疱疹は幼少時にかかった水痘(みずぼうそう)のウィルスが神経節というところに潜伏していて、高齢化やストレス、病後などで免疫力が低下すると発症します。水疱ができている時はもちろん、皮疹が治ってからも2ヶ月以上にわたり、神経痛に悩まされたり、時には麻痺が残ったりするとても辛い病気です。

帯状疱疹による急性期の痛みやその後の神経痛を軽減し、重症化を防ぐためには、できるだけ早く抗ウィルス薬を服用することが大切です。そのためのヒントをお話しましょう。帯状疱疹の皮疹が出る前に約7割の人がその部位に神経痛のような異様な痛みを感じると言われています。60歳以上の人が、体のどこか片側に原因不明の痛みを覚えた時には、帯状疱疹かも?と疑って、2、3日その部を観察しましょう。皮膚に赤い発疹や水疱が出てきたら、すぐに皮膚科や内科を受診し、処方された抗ウィルス薬をきちんと服用してください。そして栄養と睡眠を確保し、少し体を休ませることも大切です。それでも痛みが長引く人もおられます。そのような時にはどうぞペインクリニックにご相談ください。