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やさしい健康講座


第119回 大腸がん検診を受けましたか ?

亀岡市立病院

内科医長 上原 有紀子
専門分野 消化器病学

 「40歳以上の方は、年1回、便潜血検査による大腸がん検診を受けましょう。」
 大腸がんによる死亡数は男性では肺がん、胃がんについで第3位、女性では第1位です。大腸がんは、早期発見・治療で完治できるにも関わらず、罹患数、死亡者数ともに増加しており、早急の対応が望まれます。
 大腸がんは早期のうちはほとんど自覚症状がないため、自分で気づくことは難しいとされています。そこで利用したいのが、大腸がん検診です。
 大腸がん検診ではまず問診と便潜血(べんせんけつ)検査をします。検査の方法は、通常2日に分けて採便棒で便の表面をまんべんなくこすり取って、容器に入れて検査機関等へ提出するだけです。便潜血検査陽性の場合、大腸内視鏡検査等精密検査を受けてください。しばしば、「痔があるから」と便潜血検査陽性であっても精密検査を受けられない方がおられますが、大腸がんが潜んでいるかもしれません。
 大腸がんは40歳代から増加し始めます。40歳以上の人は定期的に大腸がん検診を受けて、早期発見・治療に努めましょう。大腸がん検診を受けておられない方も、便潜血検査(2日法)は、ほぼどの医療機関でも受診できますのでご相談ください。


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